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般若心経の空とはなにか

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「疑似科学やオカルト・・・」の新聞記事~スプーン曲げについて~

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「疑似科学やオカルト・・・」の新聞記事~スプーン曲げについて~

 彼は「スプーン曲げは支点、力点、作用点をうまく利用すれば、誰でも簡単に出来ます」という。支点、力点、作用点という専門用語は私のような素人には意味不明です。スプーンが曲がる点がそのいずれなのか、3つの点が同時作用する一つの焦点なのかも不明です。誰でも簡単に出来るといいながら、スプーンが簡単に曲がるメカニズムの説明が全くありません。
 これは不思議現象を否定する「科学者」によくある例で、専門用語で素人をけむにまいているようで、大変、不親切です。
 さらに次の事がそうした「科学者」の思考に欠落した部分です。それは彼が説明する科学的な方法でスプーン曲げを簡単に出来たとしても、念の力によるスプーン曲げを否定する根拠にならないという事です。スプーン曲げを科学的方法で簡単に出来たからといって、何故、直ちに念の力によるスプーン曲げの否定になるのか? 論理の飛躍です。現代の科学は万能でなく、万能でない科学とは離れた所に念の力の世界がもう一つあるとなぜ考えないのでしょうか。

 これは前回にもふれた「プラズマによる人魂現象の発現」と同じ事です。それはプラズマで人魂現象を発現させたというだけで、全ての人魂現象をプラズマによる現象であると云うのと同じです。それはプラズマによっても人魂現象を発現できるというだけの話です。
 そもそも、こうした「科学者」には素人から見てもその「科学的方法」に欠陥があります。科学は仮説をたて、それを立証するさまざまの現象、事実、事物を集めてその共通性、再現性を法則、原理、真理としてうち立てる事でしょう。
 スプーン曲げには色んなタイプがあります。単に軽く押し曲げるもの、くるくる螺旋状に曲げるもの、手をふれずに曲げるものさまざまです。念の力によるスプーン曲げを否定するのであれば、さまざまのタイプの事例を収集して類型化し、それぞれが、支点、力点、作用点がどのように働いて曲がったかを証明すべきでしょう。それをしないで、頭から否定し認めず、インチキか手品だと断定するのは科学的ではありません。

 彼は又、次のような事も云います。「スプーン曲げを念の力で出来るのであれば、どうして金属加工に役立てないのか? そんな能力をもつ人を生産ラインにずらり並べれば、次々に金属加工が施され、たちまち製品が完成する」。
 念の力によるスプーン曲げを信ずる人で、念の力をこうした金属加工に利用するとかできると考える人はいるのでしょうか、たぶん一人としていないでしょう。彼はまるで聴衆が一人もいない演壇に立って念の力によるスプーン曲げは科学的にありえないと獅子吼しているようで、誠に滑稽です。こうしたあり得ない例えをもって念の力によるスプーン曲げを否定するという事自体が彼の論理の破綻を示しています。
 私は念の力によるスプーン曲げを信ずる人間ですが、それは人間がもつ不思議な能力に対する興味からです。現代の科学的方法では測り知れない不思議な能力をもつ人間が沢山おります。指先の触感で色を視たり、隠された紙面の絵や文字を透視したりと色々あります。何年か何十年かに一度、バチカンが奇蹟を認定する事がありますが、これも人智を超えた不思議な現象と信者の能力に関する事です。それらは科学的な手法では決して再現不可能な事ばかりです。
 これらは全て現代の科学の未熟か、科学とは全く異なった次元の法則や原理を示しているのではないでしょうか。

 考えてみると、人間と人間社会は科学の力でも決して解明出来ない不思議な事だらけです。実に痛ましい難病を患う子供達がおります。こうした病気の原因はいずれ科学によってつきとめられ治療の道は開かれるでしょう。しかし、その病気を患った本人、そして両親からみれば、なぜ私が、なぜ私の子供が患ったのかと思うでしょう。そしてその疑問、なげきに科学は未来永劫、答える事は出来ないはずです。
 又、ピアノやバイオリンなどの楽器を演奏する音楽家は素人からみるとまるで魔術家です。社員を一万人、十万人の企業を効率よく自在にあやつる社長は魔法使いと云って良いでしょう。自分の能力も財産も全て他人の幸福のため、不幸をやわらげるためにささげる人がおりますが、そうした人はまさに神です。そうしたさまざまの人間の能力や素質の根源を科学は解明出来るのでしょうか? 私はそうした人間の不思議さを、海面に出た氷山の一角を見るような思いで、念の力で曲げられるスプーンを見るのです。スプーン曲げは最も身近で分かりやすい人間のもつ不思議な能力の発現だと思うのです。
 大分、長くなりました。霊の事は次回、書きます。

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